先日、中小企業診断士1次試験の試験監督に行ってきました。今回は新型コロナウイルスの影響で、神戸の国際展示場も試験会場になりました。広い展示会場に長机を並べて(長机に1人ずつ）の試験でした。400以上の長机が並んでいる様は圧巻でした。
受験生は、診断士試験の特徴で、学生から定年退職後の方まで老若男女様々でした。診断士1次試験は7科目あります。得意(好き)な科目ばかりでなく、中には苦手な科目もあります。これを1回で合格する必要がないところがミソなのかもしれません。今年はある科目に集中して合格を目指す方法や、全科目をまんべんなく得点して合格を目指す方法等いろいろな戦略が考えられます。自分の置かれている環境を踏まえて「強み」を活かし将来を見据えて勉強をすることは、まさに企業経営そのものです。それぞれの戦略を持って勉強してきて、最後まで真剣に答案に向かわれている姿は、今年は行われなかった高校野球を見ているようで清々しささえ感じられました。