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事例紹介

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飲食業飲食業

課  題:
昭和30年後半に創業の居酒屋。時代の流れ(飲酒スタイルの多様化、若者の酒離れ等)によって売上高は漸減傾向にあった。そこに長年勤務のパート社員の定年退社、グループ内の他店舗との統合が決定した。
解決手段:
売上向上策をとる前に店舗内の分裂が危惧された。スタッフであるパート社員全員にアンケートを実施して現場で発生している課題を掌握した。キッチン係とホール係の意思疎通が十分でないことが判明したため、かつては暗黙知であったものを「見える化」するようアドバイスし現場のモチベーションの維持・向上を図った。

小売業小売業

課  題:
昭和20年代創業の靴の小売店。長年にわたり創業者一族で経営にあたってきたため個人資産は相応にあったが、法人としては債務超過で赤字決算を繰り返していた。今般、事業承継にあたり個人と法人を分離した資金管理が必要であった。
解決手段:
売上高は増加傾向にあったが営業赤字が拡大していた。まず、CF計算書の仕組みを説明して資金ショートの原因を理解してもらった。つぎに、損益分岐点売上高を示して固定費(個人が負担すべき経費)の見直しを提案した。さらに、事業承継後の現代表者の立ち位置、後継者の経営知識の習得方法等をアドバイスした。

サービス業サービス業

課  題:
整骨医院と介護サービス事業(地域の社会福祉貢献を目的に設立)の併設企業。売上高が増加しても赤字決算になることがあり業績が安定しなかった。また、代表者は接骨医院長を兼ねていて、介護サービス部門のスタッフとの意思疎通が気になっていた。
解決手段:
部門別の売上高、利益を把握し、整骨医院部門収益が介護サービス部門を支える収益構造になっていることを説明した。また、取引金融機関にも事業構造を理解してもらい応援してもらうよう示唆した。インターナル・マーケティングの重要性を説明し、介護サービス部門スタッフにアンケートを実施して現場の思いを代表者に伝えた。

製造業製造業

課  題:
4つの加工工場を所有する金属プレス加工業者。そのうち3工場が赤字であったが、各工場長に現場改善の意欲がなく赤字補填のための借入金が増加し金融機関の支援も限界に近い状況となっていた。
解決手段:
工場別採算・稼働率を調査し改善可能性を調べた。赤字工場のうちの1つは大手企業の協力工場であったが、撤退も視野に入れて価格交渉を行うよう示唆した。また、各工場に管理会計を導入して工場ごとの黒字化を目指すようアドバイスした。さらに、代表者には金融機関の格付け制度の仕組みを説明して今後の対応策をアドバイスした。

建設業建設業

課  題:
昭和40年代創業の住宅建設業者。近年は売上が低迷し低収益体質となっていた。また、借入過多の状況であったことから新規の資金調達を控えたことで運転資金がショートする懸念があった。
解決手段:
CF計算書からフリーキャッシュフローの考え方について説明した。営業を続けていく中で発生する必要資金(運転資金)の考え方を理解してもらい、長期借入金での資金調達から不動産を担保とした当座貸越枠設定を提案した。また、社内で保存している設計図面を整理してリフォーム等の提案営業に活用することもアドバイスした。