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2020.06.04
持続化補助金の申請のお手伝いしている中で素晴らしい!と思ったケースをご紹介します。
エステティックサロンを個人で経営されている方がカフェバーを開設したいとの話でした。カフェバーを開いて「薬膳鍋」を提供するというものでした。一見するとエステティックサロンとカフェバーと薬膳鍋がつながらず、エステがダメなのでカフェバーという発想かと思いお話しをお伺いしました。しかし、とてもポイントを得たビジネスモデルでしたのでご紹介させていただきます。。
エステティックサロンはサービスマーケティングの典型的な業種です。サービスマーケティングの特性として、「無形性」…見ることができない、「品質の変動性」…サービスの均一性が保ちにくい、等があります。そのため、サービスを受ける消費者は、エステ施術者の技量がわからないため、TVCMやフリーペーパーの情報に頼ります。当社も過去にフリーペーパーに年間100万円の広告料を払いましたが効果はほとんどありませんでした。
そこで、カフェバーを開いて「薬膳鍋」を食べてもらっているところで、自らエステを宣伝して集客をはかるビジネスモデルを考えました。
エステは施術者が依頼者の体に直接触れるため、信頼関係がとても大事なポイントになります。施術する本人が「薬膳鍋」を食べている目の前で医食同源の話をしながらエステティックサロンのご案内をするという集客方法です。施術者が依頼者にダイレクトにアピールできるため安心感を与え信頼感を勝ち得ることができます。「無形性」「品質の変動性」というサービスマーケティングの壁を一気に突破することができるものでした。