融資に強いコンサルタント堀本経営コンサルティング

  • 079-423-9118電話受付:10:00〜17:00
  • お問合せ

新着情報一覧

新着情報一覧

2020.06.03
先日、持続化補助金申請のお手伝いをさせていただきました。
その中で、マーケティング理論から見てダメかなダメかな?と思ったケースと、素晴らしい!と感じたケースがあったのでご紹介いたします。
故野村監督が有名にした言葉で「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」があります。経営にも同じようなことが言えます。成功する方法にはいろいろな方策があり、いろいろな理論があります。見方によっては成功したことが不思議に思えるケースもあります。しかし、理論的に必ず失敗する方法は明らかに間違った方策といえます。
先ず、ダメかな?と思ったケースです=ウェディング関連の事業をされていましたが、新型コロナウイルスの影響で、今後は多人数の結婚式が見込めないので、マスクやシート等のコロナ関連商品を販売する会社にしたいというものでした。目先の資金繰りが大変なため取り合えず時流に乗って行動しなければ…と思われる社長様の気持ちは理解できます。しかし、コロナ関連商品が市場に溢れていている中で、自社の「強み」を活かせない市場に飛び込むことは、価格競争に巻き込まれて資金ショートを早めるリスクが高くなることは目に見えています。コロナの影響でも結婚式自体は無くなりはしないので、自社の「強み」が活かせるウェディング関連で、新しい環境にあった企画等を結婚式場等と一緒に考えて見てくださいとアドバイスをしました。