このところ、暴風雨が突然吹いたり、異常な高温が日本中で発生したりと、かつての日本ではあまり経験したことのない気象が続いています。
先般、ＪＲの駅の列車を待っていた時のお話です。列車の運転手が熱中症で、運転の継続ができなくなりました。
ある駅では、マイクでやかましく、「運転手の体調不良で、列車の運転を見合わせている」旨を、さかんに伝えていました。しかし、次の列車がいつ来るのか？の情報提供はありませんでした。ホームの列車案内板のテロップには、「行内は禁煙です」とか、「定期券は自動発券機で買えます」が繰り返し流れていました。
同日、別の駅では、列車の遅延状況を伝えるとともに、次に同駅に来る列車の到着予定時間を告げていました。ホームの列車案内板のテロップは、何も表示されていませんでした。
相手の立場で、情報提供することの大切さを再認識しました