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2020.12.12
金融機関からお金を借りるときに、借入金の証書(金銭消費貸借契約書)の資金使途の欄に「長期運転資金」と書いたことはないですか。「長期運転資金」とは何でしょうか? 運転資金とは会社が事業を継続していくために必要な資金です。もう少し具体的に言うと、「会社が売るものを持って(在庫)、それを売って現金になるまで(売上債権)に、現金での支払い(仕入債務)が先に来るので、売ったものが現金になるまでの立替の期間の資金」のことを「運転資金」と言います。したがって、常識で考えると短期間のことだとわかりますよね。
では、長期の運転資金とはどのようなものかわかりますか? 長期間にわたって立替が発生している状態てどのようなものでしょうか。 私の結論は、そのようなものはありません。金融機関が勝手に作り出したものです。金融機関はこの資金を実質CF(利益+減価償却費)で毎月返済させようとします。そもそもの組立に無理があるので多くの弊害があります。 毎月の進むと運転資金が少なくなる?のでまた借りなければならなくなる ⇒これを繰り返すと毎月の返済金額が増える ⇒毎月の返済金額が実質CFを超えると返済するための借入が必要となる………

運転資金はできるだけ短期資金(手形貸付・当座貸越)で借入を行いましょう!