先日、観光地の商店で対照的な取組をしている店舗がありました。
ともに、地元では老舗になる仏具店とうどん店です。地元の人ならだれでも知っているお店です。
仏具店は古くからその場所に立地して、仏壇を全面に出して販売していました。周囲が観光客を目的とした店舗に模様替えしている中で時代に取り残されている感じでした。しかし、先般訪れた時は、お香を前面に出した明るい雰囲気の店舗に代わっていました。若い女性観光客が多く店内を訪れていて華やかな感じでした。中をよく見てみると、法事用の道具もそれとなく置いてあり地元の仏具店としての役割もはたしていました。
一方、うどん店の方は「○○うどん」として地元では成功した飲食店でした。地元の常連客だけでなく観光客にもアピールしている繁盛店でした。そのうどん店の店舗の入り口に、○○ラーメンの看板が出ていました。多角化を目的にしたものかもしれませんが、ブランドの使い方を間違っていないかな？と思いました。
今後の両店舗の展開が楽しみです。